
納豆の種類と特徴
納豆の種類は2つに大きく分けられる。 糸引き納豆(納豆)と塩辛納豆(浜納豆・寺納豆)の種類がある。
糸引き納豆
普段一般的に食べている納豆。 ネバネバした糸を引くのが特徴。 糸引き納豆にはさらに丸大豆納豆、挽き割り納豆、五斗納豆3つの種類に分けられる。
1) 丸大豆納豆 : 大豆を丸ごと煮て納豆菌で発酵させたもの。普段一般的に食べている納豆のこと。
2) 挽き割り納豆 : 大豆を炒って石臼であらく挽き、表皮を取り除き煮るのが特徴。青森・秋田・岩手県などで昔から作られていた。
3) 五斗納豆 : 山形県米沢地方に昔から伝わる郷土食。挽き割り納豆に麹や食塩をまぜて樽に仕込み、熟成させたものが五斗納豆と呼ぶ。
現在では塩 分を減らし、「雪割り納豆」商品の名で全国に売られている
塩辛納豆
寺納豆・浜納豆。 乾燥した糸を引かない塩辛納豆。塩辛く味噌のような風味が特徴。
1) 寺納豆は大豆を煮て炒り麦をまぶし、2-3日カビを繁殖させて発酵させ、塩や香料、調味料などを加えて乾燥させて作ったもの。 京都の大徳寺・天竜 寺院で作ることで有名。黒くて、塩辛いのが特徴。そのままお茶受けや酒の肴として食べる。中国料理の調味料として使用。
2) 浜納豆は、浜名潮畔の大福寺で作られ浜納豆として名物になった。 その他に甘納豆がある。納豆菌を使わず、納豆の一種に入らない。 昔、和菓子屋 が小豆などの豆でゆでて、糖みつで煮つめ、砂糖をまぶしたお菓子を作っていたが色や形が浜名納豆に似ていることから甘名納糖と名付けた。 段々と 「あまなっとう」と言うようになり甘納豆になっていた。
関東地域・関西地域納豆の違い
関東地域の人々は主に糸引納豆を食べる。納豆の色は薄く味は濃い。においは気にせずに好んで食べる。 食べ方は主にご飯にかけて食べる。 納豆消費量は日本一である。関西地域では塩辛納豆を食べる。納豆の色は薄く味は関東地域より薄い。 大豆の固さは関東地域より柔らかい食感が好む。 主に納豆をご飯にかけずに納豆単体で食べる。 比較的に関西地域の人々は納豆のにおいに敏感なため納豆の消費量が少ない。 現代、関西地域で販売されている市販の納豆商品は食べやすいようににおいを控えめにし、大豆をふっくらとやわらかい食感にしてたれも工夫されている。 たれの旨みを効かせた関西昆布ダシ、節類、薄口醤油等で味付けにしている。 納豆は各地域にそれぞれの好んだ風味の商品が開発され、関西地域では納豆の消費量が少しずつ増えつつあり、納豆を好んで食べられるようになる。
様々な納豆
トゾ(秋田県)/干し納豆(秋田県)/ゴト納豆(雪割り納豆)(山形県)/水ゴト納豆 (山形県,干し納豆(茨城県)/そぼろ納豆(茨城県)/甘納豆(京都府)/枝 豆納豆(北海道), 七転納豆(青森県)/納豆もち(宮城県)/納豆アン(東北地方)/ ウニもどき(福島県), 道生納豆(北海道)/黒石納豆(青森県)/おかめ納 豆(茨城県)/くめ納豆(茨城県), 天狗納豆(茨城県)/水石納豆(茨城県)/水戸納豆(茨城県)/芝崎納豆(東京都) 金のつぶ(愛知県)/東京納豆(三重県)/桧山納豆(秋田県)大徳寺(京都府)/ 浜納豆(静岡県)/梅納豆(福岡県)/富士納豆(徳島県)/川中島納豆(長野県)/ 船納豆(茨城県)/一休寺納豆(京都府)/浄福寺納豆(奈良県)めかぶ納豆(青森県)/ 納豆田楽(茨城県)/とぎ納豆(千葉県)/加賀の納豆汁(石川県)/味噌納豆(愛知県)/磯納豆(宮城県)